漆器の修理について
よみがえる輪島塗
 輪島塗は修理が出来ることをご存知でしょうか。
長い間使って生じた傷みも、塗り直すことによって新品同様に生まれ変わります。
愛着のある器ほどよく使われます。よく使うほどに落としたり、うっかり火にあててしまったりの事故は避けられません。そうでなくとも長い間にはやはりキズが目立ってきます。
丈夫な下地を何度も塗り重ね、各工程の積み重ねで出来ている輪島塗は、傷みの度合いに応じて、全ての工程をさかのぼって修理が出来ます。
時には気分を刷新、上塗りの色を変えたり、文様を変えたりすることも出来ます。
なおしもん
 輪島では漆器の修理のことを「なおしもん」と呼んでいます。
「なおしもん」はお売りした漆器のアフターケアです。
輪島塗が修理し続けて長く使える道具であることは、今日においては貴重なことではないでしょうか。
良質のものを愛おしんで永く使い続けることは、私たち日本人が伝えてきた美しい習慣でした。
省資源が叫ばれる現代、輪島塗の「なおしもん」の意味が見直される時が来ています。
塗師屋の心意気です
お手元にある輪島の漆器が、傷だらけになったり、落としてひびが入ったりしたら、
ぜひ私どもにご相談ください。
 加藤漆器店 〒928-0077 石川県輪島市鳳至町堂金田54番地24 TEL 0768(22)1635 FAX 0768(22)7817
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